物理療法(レーザー光線療法、ホットパック)

物理療法(レーザー光線療法、ホットパック)についての簡単レポート公開していきます^^

物理療法

レーザー光線療法

低エネルギーレーザーは非熱性でありながら光が生体の中で散乱することにより局所の温度上昇を起こし、血流増加や自律神経を介して末梢循環の改善が行われ、炎症反応に起因する発痛物質の代謝改善を行う。また、毛細血管の新生、血流の改善、アミノ酸の結合、コラーゲンの合性、RNA合性、細胞分裂の亢進などにより創傷の自然治癒能力を促進する。

<適応>

・鎮痛、消炎を目的とするもの
慢性関節リウマチ、変形性関節症、肩関節周囲炎、頚肩腕症候群、腰椎椎間板ヘルニア、腰痛症、むち打ち症、テニス肘、腱鞘炎、打撲、捻挫、三叉神経痛、後頭神経痛、帯状疱疹後神経痛、断端部神経腫、肋間神経痛、歯痛、術後局所痛
・創傷治癒促進
褥創、皮膚潰瘍、熱傷、術創部

<禁忌>

眼・甲状腺部・性腺部への照射、妊産婦または妊娠していると思われる人、悪性腫瘍のある人、心疾患(特にペースメーカーを使用している人)、出血素因の強い人、新生児・乳児、高齢者や他の疾患などで非常に体力が弱っており、医者が不適当と認めた人

<操作方法>

・患部を露出し照射しやすい楽な姿勢をとらせる
・照射部位は患者が痛みを訴える部位もしくは、トリガーポイントなどを参考に決定し付属のマーカーペンで印を付ける
・必要に応じ患者、セラピストは付属の保護眼鏡を着用する
・電源スイッチに専用キーを挿入し電源を入れる
・生化学成分の活性化を目的とするのであれば低出力とし、熱的効果を目的とするのであれば、高出力とする
・照射時間設定ボタンで時間を設定する
・照射導子を患部に軽く接触させ治療を開始する
治療終了後は電源スイッチを切り専用キーを抜き取り責任者が保管しておく

<照射部位>

疼痛部位:発痛部位に皮膚上から照射する
創傷部位:創傷周囲から1~2cm離れた部位を1~2cm間隔で、1ヶ所約15~30秒間1回20分以内とし照射する

ホットパック

ハイドロコレーターと呼ばれる加温装置で過熱したパックをタオルなどで覆い患部に当てる治療法である。生理的反応には、代謝の亢進、血管拡張作用、軟部組織の伸張性の増大、温熱の皮膚受容器刺激による作用などがある。

<適応>

・急性炎症症状のない疼痛の緩解、腰痛症、慢性的な筋肉痛、慢性関節リウマチ、変形性関節症
・慢性的な疼痛による筋スパズムや筋疲労による筋スパズムの緩解
・血行の改善
・関節拘縮、瘢痕組織などにたいする徒手的または機械的矯正の前処置として行う

<禁忌>

・あらゆる疾患の急性期、悪性腫瘍、感覚障害、循環障害、皮膚疾患、出血傾向
<ホットパックの作成と適用>
・ホットパックの取り出し
ホットバックに付着している水をよく切る
・ホットパックの設置
A,2対のタオルを縦半分に折った2枚重ねとし、互いに交差させて設置する。
B,タオルの中央部にホットパックより少し広めのビニールをかぶせる。
C,ビニールの上にホットパックをのせる。
・ホットパックの上面にタオル両端部を重ね合わせ、8層のタオルを形成する。

<使用時間>

20~30分

<使用中のチェック>

ホットパックの使用約5~8分後に、患者の受ける感覚をチェックし、熱傷を防ぐ。
「熱い、ヒリヒリする、痛い」などの訴えのある場合には、ただちに治療部位に新たなタオルを挿入する必要がある。

<皮膚温度>

痛みを避け、熱傷を防ぐために44℃を超えないようにする。