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物理療法(マイクロ波、干渉波について解説)

物理療法の干渉波とマイクロ波のレポートを理学療法士が公開していきます。

リハビリ系の学生さんはぜひ参考にされてください。

 

マイクロ波について

マイクロ波とは、1秒間に24億5千万回(2450MHz)、分子を振動させる電磁波エネルギーで、光速で身体の中に入っていく。一番手軽で早い効果が得られ、病院や治療院で最も多く使われている。細胞を構成する分子が持つプラスとマイナスの電気にマイクロ波を当てると、振動が起き摩擦熱を発生させる。この摩擦熱が温かさになり、温熱効果を発揮する。簡単に言うと、手をこすると熱くなるのと同じ原理であるが、これを体内で起こす事が出来る。これに対して、ホットパックやカイロ・遠赤外線などは、身体の外からの熱で皮膚表面を加温(表面加温)するに過ぎず、熱は皮膚によって止められ、表面から2~3mm程度しか身体に入っていかない。マイクロ波の主な作用として、①温熱作用、②循環作用、③鎮痛作用が得られる。

マイクロ波の特徴

マイクロ波の照射は吸収性と熱作用が水分含有量の高い組織のほうに強く、脂肪組織を過熱することなく、脂肪、筋肉、皮膚などの組織をほぼ均等に温めることができる。そのなかでも、筋肉の加熱が大きいことから、筋肉に起因する疼痛の治療に有効である。

 

マイクロ波の長所と短所

長所

①装置の操作が簡単である。照射導子を治療部位に向けるだけで良い。
②出力をWで表示出来、出力測定が正確である。
③局所照射が可能で、照射部位にラジエーターを密着させる必要がない。
④脂肪層のみが加熱されるのではなく、皮膚、筋肉ともに均等に加熱する。
⑤人体が電気回路内に入らないので安全である。

短所

①深部加熱は、超短波より小さい。
②片面照射の為、部位によっては十分な加熱が得られない。四肢のような長い部位や腹
部のような深い部位では、必ずしも効果が得られない。

適応

1.慢性非炎症性関節疾:変形性関節疾患、肩関節周囲炎など
2.筋、筋膜性疾患:腰痛、腱鞘炎など
3.神経痛
4.捻挫
5.腸管癒着症
6.突発性難聴            など

禁忌

1.悪性腫瘍組織
2.阻血組織
3.中等度以上の浮腫
4.出血性部位
5.結核などの炎症疾患
6.無痛部位
7.成長期骨端部
8.眼球
9.男性生殖器
10.妊婦:腹部は禁忌
11.老人性痴呆
12.6歳以下の幼児
13.金属挿入部位(ペースメーカ、補聴器も含む)    など

干渉波について

干渉波とは、中周波電流であり、2種類の異なる周波数の電流を組み合わせると、新しく合成された電流が発生することである。干渉波電流は生体内で発生するため、患者に対する不快な刺激感覚を与えることも少なく、安全でかつ効果的な治療法である。筋刺激においては表在筋よりも深部筋の刺激効果のほうが大きいため、他の電気療法に比べて、干渉波電流療法はより有効な筋力強化が期待される。疼痛症状に対して刺激する場合、末梢神経損傷などによる筋萎縮に用いる場合、あるいは筋力強化を目的として刺激する場合がある。疼痛目的では周波数は20~50Hz、筋萎縮、筋力強化目的では周波数は70~100Hzである。

干渉波の特徴

特徴として、中周波であるため皮膚電気抵抗が小さい。そのため、①痛みが少ない②通電量が増加できる③深部まで通電できるという点がある。また、周波数が変動するため慣れが生じにくい。

適応

① 鎮痛
② 筋スパズム軽減
③ 血行障害
④ 関節水腫、浮腫の軽減             など

禁忌

①血栓性静脈炎
②感染症
③心臓ペースメーカー
④妊婦
⑤頚動脈洞上や粘膜
⑥開放創がある場合                など

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その他実習以外にも就職活動や学生向けの勉強会のアドバイスもしているので、良かったら参考にしてくださいね。

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