上肢の運動学(主な関節)

今日は上肢の運動学(主な関節)についての簡単レポート公開していきます^^

上肢の運動学1(主な関節)

肩甲上腕関節(Glenohumeral joint)

構成する骨:上腕骨、肩甲骨
関節の形状:上腕骨の大きな凸状の骨頭と凹状の浅い関節窩との間で形成される。
関連する運動(肩関節)
・外転、内転:前額面における前後軸の周りで生ずる上腕骨の回転運動
・屈曲、伸展:矢状面において内側-外側軸の周りで生ずる上腕骨の回転運動
・内旋、外旋:水平面における軸回旋で、垂直軸すなわち上腕骨体を貫く長軸の周りで生ずる運動

腕橈関節(Humeroradial joint)

構成する骨:上腕骨、橈骨
関節の形状:上腕骨小頭の凸状面と橈骨頭窩の凹状面で形成される。
関連する運動(肘関節)
・屈曲、伸展:小頭凸面を橈骨頭窩が転がり滑る運動によって成り立つ。

腕尺関節(Humeroulnar joint)

構成する骨:上腕骨、尺骨
関節の形状:尺骨の凹状の滑車切痕が上腕骨の凸状の滑車の周りで形成する。
関連する運動(肘関節)
・屈曲、伸展:上腕骨の滑車と尺骨の滑車切痕との間の堅固な連結により矢状面における運動は制限され、皮膚、屈筋群や前部関節包などにより過伸展しないようにできている。屈曲の際は、凹状の滑車切痕は凸状の滑車の上を転がり、そして滑る。

近位橈尺関節(Proximal radioulnar joint)

構成する骨:橈骨、尺骨
関節の形状:橈骨の凸状の橈骨頭と尺骨の凹状の橈骨切痕から形成される。
関連する運動(前腕)
・回内、回外:回外は輪状靱帯と尺骨の橈骨切痕から構成される線維性輪内での橈骨頭の軸回旋運動(スピン)として起こる。回内の関節包内運動は回外と類似する。
*回内・外には近位および遠位橈尺関節の両者が同時に運動する必要がある。したがって、一方の関節に運動制限があると他方の関節にも運動制限が生ずる。

遠位橈尺関節(Distal radioulnar joint)

構成する骨:橈骨、尺骨
関節の形状:橈骨の尺骨切痕と関節円板の近位面によって形成される浅い凹面と、これに適合している凸状の尺骨頭から形成される。
関連する運動(前腕)
・回内、回外:回外は橈骨の凹面をした尺骨切痕が尺骨頭上を同じ方向に転がり滑る運動として生ずる。関節円板近位面は尺骨頭と接触したままである。

橈骨手根関節(Radiocarpal joint)

構成する骨:橈骨、舟状骨、月状骨、(三角骨)
関節の形状:近位構成要素は橈骨の凹面および隣接する関節円板である。遠位構成要素は舟状骨および月状骨の近位凸面である。
関連する運動(手関節)
・掌屈、背屈:背屈する際の関節包内運動は、橈骨手根および手根中央関節での同期的凹上の凸の回転に基づいてる。橈骨上で月状骨の凸面が背側へ転がり、同時に掌側に滑ると背屈を生ずる。回転により背屈した月状骨の遠位面は背側を向く。掌屈する際の関節包内運動は背屈の場合と類似しているが逆のパターンで生ずる。
・尺屈、橈屈:尺屈、橈屈は、橈骨手根関節および手根中央関節双方での同期的な凹上の凸の回転によって生ずる。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする