現在、転職を視野に入れている人で求人をみていて、みなし残業が40時間ありと記載されている事があると思います。
40時間って言われても、具体的に1日に換算すると何時間位残業するかをあまり考えないでエントリーする人もいると思います。
しかし結論から述べると40時間の残業は違法ではありませんがきついので、私としてはあまりおススメしていません。
そこで月40時間の生活シュミレーション、残業代、みなし残業のトラブルなどを詳しく書いていくと同時に、私流の良い求人の探し方を最後に紹介していきたいと思います。
目次
残業40時間の生活シュミレーション
・6~8時:起床、朝食、出勤準備
・8~9時:通勤
・9~12時:所定業務時間
・12~13時:昼休憩
・13~18時:所定労働時間
・18~20時:時間外残業時間
・20~21時:帰宅
・21~22時:入浴、夜食事
・22~23時:掃除、洗濯、自由時間
・23~6時:睡眠
ざっくり仕事の日はこのような1日になるのではないでしょうか?
みなし残業40時間というのは、週5日勤務なら1日2時間の残業があるという状態です。
するとどうしても帰宅は21時前後となります。
結婚して子供がいる男性であれば、平日は家族で子供たちと一緒に夜ご飯を食べるというのは難しい状況になります。
独身であっても仕事後に洗濯などの家事などもしなくてはなりませんから、自由な時間は限られるのが現実です。
つまり仕事して寝に帰るような生活となります。
ただ、これだけハードはスケジュールを送っているだけあって、残業代の金額は決して小さいものではありません。
みなし残業40時間の残業代
給料が20万円、30万円と勝てした場合に、月40時間のみなし残業をした場合、どれくらいの残業代金になるのかをまとめます。
給料20万円 | 給料30万円 | |
1ヶ月の残業代 | 62500円 | 93750円 |
2年分の残業代 | 1500000円 | 2250000円 |
1ヶ月の合計(額面) | 262500円 | 393750円 |
1ヶ月の手取り | 196875~223125円 | 295313~334688円 |
確かに残業を沢山しているので、それなりにもらえています。それでも上記にまとめた金額が安いと感じるか高いと感じるかは画面の先のあなた次第です。
しかし、私の価値観も加えることになりますが、仮にもらえたとしてもやはり私はおススメしません。
なぜなら、結論言うともっとホワイト企業は沢山ありますし、みなし残業と言うのは多くのトラブルも生じることがあるからです。
ここからはみなし残業で良くあるトラブルをまとめていきます。
みなし残業で良くあるトラブル
複数あるので項目ごとに分けていきます。
残業が当たり前になっている
残業が当たり前になっており、業務がなくても帰りにくい雰囲気になっている事です。
みなし残業では、時間外労働になろうがなるまいがお金を支払う事になっています。そのため帰りにくく、残業する事が習慣化してしまう事が多くあります。
給料が最低賃金を下回っていた
給料が最低賃金を下回っているという事もあり得ます。
みなし残業と言うのは初めから給料に含まれています。そのため、本来の賃金額がわかりにくくなります。厄介なことに会社側がただしく認識していない事もあり、みなし残業をなくすと最低賃金より低くなるケースもあります。
その為働くであれば、基本給とみなし残業額を覚えておくことが必要です。
労務管理が杜撰
正しい労務管理がされていないという事も良くあります。
会社が認識していないうちに社員の残業が当たり前となり、みなし残業としていた時間をオーバーするリスクがあります。
上司にしても上司もそれが当たり前になっており話が伝わらないこともあり得ます。
やはりみなし残業40時間は違法ではないがキツイ
ここまで、みなし残業40時間について書いてきましたが、生活シュミレーションや職場環境を考えてもお世辞にも良いとは言えません。
私であれば、みなし残業40時間というのはかなり苦痛に感じます。
もし、画面の先の皆さんの中で月40時間の、みなし残業がきつく辛いのであれば転職を検討した方が良いでしょう。
残業が長くて肉体的にキツイ、そして精神衛生的にも良くないのであればノーリスクな転職活動からする事を推奨します。
私も社会人2年目の頃に上司のパワハラが原因でストレスが酷くてやめたので、職場の環境が変わって良くなったのは本当に良かったです。
また年収も大きく上がり残業もなくなるという、信じてもらえないような成功となりました。
でもどうやって、転職活動したの?とかたまたまじゃない?と思う人もいると思います。
そこで私流のノーリスクな転職活動のやり方とコツをここからは伝えていきます。
私流のノーリスクな転職活動
まず前提として「転職活動」を始める事は「転職」する事ではありません。
転職は職場環境などもかわりリスクですが、転職活動であれば、まだ仕事を辞めないで大手で評判も良い無料の転職エージェントの【リクルートエージェント】などに登録して求人などみてるだけなので、収入が途絶える事もないのでノーリスクと言えます。
つまり良い求人があるかないか次第で転職するのかしないのか、今の仕事を辞めるのか辞めないかということが決める事が出来るのです。このやり方が王道であると言えます。
辞めるかどうかはすぐに判断する必要はないのです。
仕事を辞めるのが怖いと思っている人は、先が見えないから怖いのです。
それなら仕事をしながら転職活動をしていく事で解決出来ますよね。
だからこそ、まずはノーリスクな転職活動を始めてみてはどうでしょうか。
無料の転職エージェントの【リクルートエージェント】に登録すると、面倒な面接の日程調整や、企業の事を教えてくれる他(残業状況や環境など)、履歴書・職務経歴書の書き方、面接練習もしてくれるので、仕事をしていても無理なく転職活動が出来ます。
そしてなんとエージェントに登録する事で給料交渉してもらい、給料が大幅にアップすることもありえます。お金のことは自分からは言いにくいので個人的には一番助かりました。
まとめ
・みなし残業40時間は違法ではないがキツイ!!
・・無料の転職エージェントの【リクルートエージェント】などに登録して求人などみる程度の転職活動から行う事でノーリスクに転職出来る(有料の所は使わなくてOKです)
以上。
少しでもご参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。