言語聴覚学科の最終学年(4年生or3年生)になると翌年からは学校を卒業して社会人となるので就職活動をしなくてはなりません。(理学療法学科・作業療法学科も同様です)
最終学年は「病院実習」、「卒業研究」、「就職活動」、「国家試験」と乗り越えるべきことが沢山あるのが言語聴覚士・理学療法士・作業療法士を目指すリハビリ系学生の辛いところです。
これだけ大変なことが重なるので、出来るだけ楽をして効率良くこれらの事を片付けていきたいですよね。
この記事では経験約10年の理学療法士の私が、同じリハビリ科所属の言語聴覚士(理学・作業も含む)を目指す学生さんに向けて【就職活動】にテーマを絞って、私自身が学生の時に「こうしておけば良かった」、「あぁしておけば良かった」「この時期にはあんな行動をしておくのが理想だよ」など、色々と私が思う事を伝えていきたいと思います。
(私自身は理学療法士ですが言語聴覚士も対策・給料事情・職場の内部事情は部署が同じであることからアドバイスは同じになりますので、興味のあるリハビリ系学生の方は最後まで見てみて下さいね)
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目次
就職活動はなるべく早めに行動しよう
私がしておけばと思ってるいる事一番にあげるのはこれ!
早めの行動でした。
みなさん、いつから就職活動を開始したら良いのかと考えているかと思います。
答えは簡単で早ければ早いほど良いものです。
でもいつの時期に何をすれば良いのか迷うかと思いますので、具体的な時期に分けて解説します。
4~7月に行う事
4月~7月は実習が忙しい事もあるので、求人をみておく程度で良いと思います。
求人をみる方法としては学校に来る求人と学生さんでも登録可能な PTOT人材バンク
などの無料の転職サイトに登録して求人をみていくのがおすすめです。(名前はPTOT人材バンクですがSTも求人はPT・OT同様に沢山あります)
またこの時期は学校に届く求人も少なめですので、暇な時にPTOT人材バンクをみておくのが理想です。
8月・9月に行う事
8月・9月になると夏休みになりますので、この辺りから病院見学が始まります。
大学や4年生の専門学生さんであれば、実習も一段落してくる学生さんも多くいると思いますので、出来ればこの夏休みを利用して病院見学を沢山しておくのが理想です。
この時期に病院見学にまわるためにも、夏前までに求人に目を通して就職したい職場を目に着けておきましょう。
そのため、なるべく多くの情報を夏休み前に仕入れておくことが大事になります。
情報収集のやり方としては、先ほど学校に届く求人をみると書いていますが、学校には夏から秋にかけて求人が多く届くことが多くあるので、学校だけでは情報が大事な今の時代においてワンテンポ遅いと私は感じます。
よって先ほど紹介したPTOT人材バンクでは1年中多くの優良な求人があるので情報収集にはもってこいということになりますので併用がおすすめです。
しかもこのサイトは就職関係では珍しい学生さん可のサイトになりますので、まずは無料で登録してサイトの中の求人を見てみましょう。
10月・11月に行う事
この時期には就職の試験がメインになってきます。
就職の試験と言っても大体の病院や施設では面接・履歴書がメインとなります。
とくに面接はリハビリ職は人たい人のコミュニケーションが重要になる仕事柄、ウエイト的に大きいです。
実習でわかっている学生さんもいると思いますが、働いてからいくら知識や技術があっても患者さん・利用者さんと信頼関係が作れないと本当に臨床では使えない人間となってしまうのがリアルな話です!!
よって面接官の一人でもあろうリハビリ科の部長は人間性を面接でみてくるのでしっかり対策はしておきたいところです。
対策の仕方としてはこちらは学校の先生や教授が面接練習・履歴書添削に付き合ってくれるので、先生をフル活用しましょう。
それでも不安な学生さんはPTOT人材バンクでも面接練習や履歴書添削を無料で行ってくれるので利用してみると良いでしょう。
12月~3月(国家試験終了)までの期間にする事
11月中にもしくは12月中旬ごろまでに内定が取れていない場合はいったん就職活動を国家試験終了まで中断する事を私的にはおすすめします。
なぜなら国家試験が目前に迫っているので、国家試験の勉強にウエイトを置くことが大事になるのはいうまでもありません。
国試に落ちてしまったらまた1年間待つことになりますからね・・・
(ちなみに私は国家試験なんて余裕って感じるほど12月の時点で余裕があったので求人は見ていました)
正直な所、このリハビリ系の仕事は人手不足な市場でもあるので、自分にとって不本意な職場になってしまうかもしれませんが、国家試験後の3月になっても就職先はいくらでもあります。実際にに私も内定でたのは3月でしたし、学生時代の同期でも5月入職の人もいたので慌てなくてもOK!
ですからまずは国家試験合格を第一に考えて、国家試験が終わってから就職活動して入職して1年間くらい働いてから転職すれば良いだけなのです。
新卒・学生さんほど転職サイトに登録してみよう
まとめると最終学年は忙しいので転職サイトをうまく利用したほうが良いと思います。
転職サイトはなんにもわからない、学生さんにもおすすめの情報を流してくれます。
例えばイヤな先輩がいる、給料が昇給しにくい、賞与が少ないなどの情報を教えてくれます。
私自身の失敗談としては新卒の時は給料を気にしすぎて内部環境の調査が出来ていなかったので、結果パワハラ的なものにあい約1年で退職して転職しました。
しかし基本的には、新卒・学生は就職サポートを受けることが難しい状況で、ほとんどの転職サイトが中途採用者向けです。
なぜなら「国試に受かるかわからない人」を、病院や施設に紹介しにくいからです。
そんな中でも、学生さんでも利用できる就職・転職サイトがありますので、私も見ているところを紹介しておきます。
登録も1分で出来て簡単です。
そして登録後は必ず会社の人と連絡をして情報収集されてくださいね。
良い求人はすぐそこにあるのに話を聞かないのはもったいないにも程があります。
リハビリ系の学生が利用できる就職サイト
PTOT人材バンクサイトにはいるとPT・OT人材バンクではこのように「学生」の欄があります。
残りも、このような形でチェックをつける形で進めていきます。
1分で簡単かつ無料で登録できます。
就活では多くの情報に触れることが必要であるため、登録だけは絶対にすることをお勧めします。失うものは何もありません!!
そしてポイントは登録したら転職サイトのスタッフとも連絡を取り色々話してみることです。大学や専門学校とは違った話もきけて視野が広がりますよ。
最終学年の皆さんは勿論ですが、1年生や2年生もどんな求人があるかみておくと就活の想像がしやすいので、登録してみると良いと思います。
ただしこちらは地域限定のため注意です!東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、大阪府、兵庫県、愛知県が対象地域です。
それ以外の方は情報が少ないのであまり期待出来ないかもですが、無料ですからダメもとで登録するのもありかと思います。
では皆さんの就職活動が上手くいくことを影ながら応援しています☆彡
最後までご覧いただきありがとうございました。