リハビリ系転職

言語聴覚士がきつい・つらいで辞めたいあなたへ

言語聴覚士 辛い

言語聴覚士(ST)をしているけど、きつい、つらいでもう辞めたい!と感じている人は沢山いるでしょう。

私は理学療法士をしていますが、病院に勤務していた時や学生時代の言語聴覚学科の同期から、頻繁に「ST(言語聴覚士)なんて辞めたい」と耳にしていました。

私は2年目で転職を経験していますが、確かに新卒の頃に勤めていた病院では、給料は良かったのですが、パワハラもあったりで環境は最悪。

ストレスで全くなかった白髪が出てくるようになりました。新卒1年目の頃は同期の言語聴覚士と色々と愚痴を言ってたのを今でも覚えています。

私の1年目の新人の頃はというと、カルテチェック、症例レポート、係の仕事、不理屈な指導(パワハラ)などあり本当にきつくて辛い日々で毎日辞めたいと感じていました。

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その結果、私は2年目の時に退職して、その言語聴覚士(ST)の同期も私の後を追いかけるように退職して転職しています。

そのため、この記事では私の同期であり友人でもある言語聴覚士から聞いた、「仕事がきつくて辞めたくなる理由」について書いていきます。そして辞めて転職する勇気を持とうという事も伝えていきます。

言語聴覚士をきつい・つらいで辞めたい理由

・歴史も浅いため言語聴覚士が少ないため担当患者数が増える

・1人を1単位で行うことも多々あるのでカルテ記入数が多くなる

・食事(嚥下・口腔ケア)の評価で昼休みが潰れる

・給料(年収)が安い勤務地もある

・サービス残業がある

よく聞くものをあげるとこんな感じでしょうか。

言語聴覚士は、私がしている理学療法士よりも歴史が浅いため職員が少なく、担当患者が多くなりがちです。当然、カルテ記入など書類業務も多くなります。

また言語聴覚士は、嚥下や食事面を診る仕事ですので、患者の食事評価で昼休憩がまともに取れないことも多々あります。

更には、リハビリ業界は全体的に給料は安い傾向にあるため、言語聴覚士の年収は400万円以下なんてところもざらにあります。もちろん残業代もでないケースがほとんどです。

このような事から、私も言語聴覚士の同期も辞めてしまいました。

言語聴覚士を求める職場

言語聴覚士が多く勤務する分野としては

・病院(急性期、回復期、維持期)

・施設(介護老人保健施設、特別養護老人ホーム)

・デイケア

・訪問リハビリ

などです。

この中でも、私が特に言語聴覚士が必要とされており、活躍しやすいと感じる分野は訪問リハビリです。

なぜ、言語聴覚士が訪問リハビリで活躍しやすいかと言うと、先ほどもあげたように歴史も浅いため、人数が少ないのです。さらには平均年齢も若く、若い言語聴覚士はみんな病院で経験を積みたいと感じる傾向にあるため、訪問の分野を視野にいれない傾向にありますので、訪問看護ステーションなどは喉から手が出るほど言語聴覚士を求めています。

また訪問リハビリでは「日々の生活を楽しくより豊かにする視点」が求められます。その部分において食事面で「食べる喜び」と「食べさせる喜び」という面が出てきます。意外かもしれませんが、食事面での課題のある利用者も多くいるのが現状です。よって嚥下を評価するのが得意な言語聴覚士は優遇されます。

しかも訪問リハビリは、インセンティブ制度を取り入れている所がおおく、沢山した訪問した分だけ、月給や年収が高くなります。

私も転職して、現在は訪問看護ステーションにて勤務していますが、理学療法士として働いて月収は40万円以上、年収も約600万円あります。しかも残業もほぼなしです。

理学療法士 給料明細
現実をみよう!理学療法士の給与明細を公開現実を見てもらうために、この記事では理学療法士をしていた頃の私の給料明細を公開します。 私が理学療法士をしていた時の年収は約600...

病院や施設にSTとして勤務して年収500万円を超えようと思うと、役職に就くかはしなければいけません。しかし訪問であれば経験3年目の若手でもすぐに500万円に到達するケースもおおくあります。

あと良く言われている訪問は経験3年以上とか言われてますがあれは嘘です。

私もそうでしたが経験1年もあれば普通に業務こなせますよ。

そしてヤバイ状態の患者さんは普通は入院しているので自宅にいません。万が一なんかあっても私達に出来るのは救急車呼ぶくらいです。

訪問の事は訪問で学ぶべきです!

ビビらないでどんどん踏みんこんでみてください。

言語聴覚士の転職は非常に簡単

言語聴覚士は、理学療法士や作業療法士に比べて人数が少ない事や、担当する患者の数も多いなどを先ほどはマイナス要素としてみましたが、逆にこれは前向きに考えることもできます。

「言語聴覚士の数が少ない」ということはそれだけ希少性が高く重宝されるということになります。

私も転職経験しているので体験談になりますが、理学療法士・作業療法士は募集していないのに、言語聴覚士は求人だしている勤務地も多かったのを覚えています。

実際に、私の同期だった言語聴覚士もすぐに条件の良い勤務地から内定をもらえていました。

もしこのページをみているあなたが今の職場に不満があるが、他の職場には転職出来るかという不安があるのであれば、全く不安に思わなくて大丈夫であり、むしろ転職しやすいと思ってください。

転職する勇気をもって行動してみよう

最終的には自分が今後どうしていきたいのかが大事です。

でも、今の仕事がつらいのであれば、一回辞めるのが絶対に良いです。

私自身も転職を経験していますが、その後は明らかに働きやすくなりました。

それだけでなく、給料も大幅に上げることも出来ました。

そして先出ししたように退職や転職して後悔している人は少ないです。

10000人からのアンケートなんで信憑性は高いと思います。

転職を躊躇してしまう気持ちは痛いほどよくわかりますが、書いてきたように言語聴覚士は重宝される職業ですから大丈夫です!

大袈裟ですが、転職したからと言って命を落とすわけでもありません。

やらないで後悔するより、やって後悔したほうが後々良いと思いませんか!?

まず勇気をもって行動してみてください。

最後に私もみた、転職・就職支援サイト3つを紹介します。

無料で相談(面接練習や履歴書の書き方も無料指導してくれます)にも乗ってくれて、登録も2分位で簡単にできますので3つとも登録してみましょう。

言語聴覚士におすすめの就職・転職サイト3つ

第1位☆マイナビコメディカル 



・大手の転職サイトだから安心感あり

対象地域限定のため注意

・非公開求人もあり

・条件の良い求人も多数扱っている

・「職業紹介優良事業者」認定も取得している

・転職後までの手厚いサポートが魅力

マイナビコメディカル
会社 株式会社マイナビ
対象地域 東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・岐阜・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫のみ
お祝い金 なし
特徴 皆さんもきいたことがあるであろう、株式会社マイナビさんが運営しています。俗にいう大手の安心感がありますね。

こちらのサイトはPT・OT・STの転職・就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーもおり、若手に強い転職サポートがあります。「職業紹介優良事業者」認定も取得しており、電話やメールでの求人紹介もしています。地域が限定されているので注意が必要です。

 

第2位☆ メドフィット リハ求人.com 

 

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・対応地域は全国で地方の求人も豊富

・上記2つの対象地域外であればこちらもおすすめです。

・紹介スピードが転職サイトでは1番早い

・各分野に支援チームがあるからキャリアアドバイザーの専門性が高い

・管理職の求人も多い

MEDFit(メドフィット)
会社 株式会社Genten Links(ゲンテンリンクス)
対象地域 全国対応
お祝い金 なし
特徴 PT・OT・ST求人サイトです。紹介のスピードには定評があります。非公開の求人も多数あります。現場の生の声もきけるので、人間関係など職場を選ぶポイントをおさえられます。

 

第3位☆ MC-介護のお仕事



・介護系(老健やデイ)に強い

・短期で働きたい主婦さんにおすすめです

・1日単位・短期・長期)を幅広く取り揃えている

・全ての雇用形態を取り扱っている

 

MC-介護のお仕事
会社 株式会社メディカル・コンシェルジュ
対象時域 全国対応
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