アルバイトや日雇いでラクに生きたい。正社員でなんて働きたくないし、働くのさえ怖いよ。こんなこと感じている人は沢山いるかと思いますので、それを選択した時に背負うことをまとめていきます。
記事を書いている私もイヤだから気持ちはわかるのですが、正社員がイヤな理由として、正社員になると時間的な拘束、責任やめんどくさい人間関係がイヤだなど様々上げられます。
そのために正社員ではなくあえて派遣社員やパートアルバイト、はたまた日雇いなどの形式で労働して収入を得ている人は沢山いると思います。
怖くなる気持ちも非常にわかります。近年ではブラック企業の報道も多々あるように自分もブラック企業に在籍して辛かったり話を聞いたりすると億劫にもなります。
そして最近ではフリーランスという言葉が生まれているように、正社員で働くの全てではないという時代にもなっています。
このように働き方が多様化している背景もあるので、自分に合った働き方を選ぶのはむしろ良いことです。
しかし正社員にならないという事はリスクを背負うことにもなりますから、その点を理解して対策しておきましょう。
目次
正社員を選択しないと背負うリスク
正社員にならないという事は、正社員という肩書で得られるものを放棄してすべて自己責任という事になります。
でもリスクがあると言っても正社員で働くより、派遣社員やパートの方が稼げている。そんな事を思う方も画面の先には必ずいると思います。
確かに「今」だけを見たら良いと思いますが将来的にはどうでしょう。
正直「今」の事だけを考えていると、後に後悔する事は出てくると思います。
ここで後悔するであろうリスクをまとめておきます。
フリーターだと社会的な信用がない
フリーターは社会的信用が低く、正社員になると信用は高いという事は頭に入れておきましょう。
社会的信用って何?と思う人もいるでしょうから、簡単に説明します。
社会的信用とは例えば画面の先の皆さんが住宅や車を買いたいと思った時に、銀行から融資(借金)をどれくらい受けれる際の指標になります。
簡単に言うとお金貸してちゃんと返してくれるかという事を判断されるのです。
派遣社員やフリ-ターは残念ながら、その信用度が低いので融資(借金)してもらうことが出来ません。
どんなに稼いでいても残念ながらお金を貸してもらえる事は少ないです。
これは住宅や車だけでなく、クレジットカードを作るときの審査基準としても使われていますから、フリーターだと仮にカードを作れても限度額が10万円や30万円など低い金額しか提示されません。
フリーターってマジでクレカ作れないんだな
Twitterにいる専業トレーダー達もカード審査落ちたってよく言ってるもんなあ— しんおじ (@1284Schein) May 17, 2019
フリーターだと審査落ち
学生だと審査通ったわね pic.twitter.com/9tlz4OeKDm— しょけん㌠ (@zyakenkmn) June 8, 2020
Twitterにも声が多数ありますがこれが現実です。
例を出すと正社員であれば年収240万円であっても、フリーターで350万円稼いで人よりも信用は高くなります。
また正社員として1年、3年、5年などある一定期間同じところで働き続けると、住宅&カーローンやカードの審査は通りやすくなります。
ちなみに自営業をしている人も収入が安定していないという理由で社会的な信用度が低いとみなされます。
つまりフリーター<自営業<正社員という信頼度です。
会社で働く正社員という後ろ盾を持たないということは、それだけ社会的な信用度が低くなるは伝わったでしょうか?
リストラ(クビ)最上位にリストアップされている
フリーターは職を失う可能性がかなり高いです。
正社員であっても会社が倒産してしまったり、経営状態が悪いならリストラされ無い事もないのですが、確率論でみたら派遣社員やパート従業員は真っ先に解雇要因になります。
近年だとコロナウイルスの影響で派遣社員さんやパート従業員は出勤しないと給料が出ないという事で大きな話題を呼んだのは記憶に新しいはずです。
去年まで私の会社でアルバイトしてた競馬仲間が派遣切りになり求職中なのだけど…先程ラインがあり市にコロナ生活貸付金を申し込んだら審査で断られたとか…
理由は失職したのがコロナに関係しないからとか…
でもコロナの影響で仕事がなかなか見つからないらしいのですがねぇ
何の為の税金なのか💢 pic.twitter.com/nt25MQJRLR— 岡田伸一 (@EFI0SMRCqtJzfof) February 5, 2021
やはり現実、先にクビになるのは正社員以外の派遣社員やパートになります。
ちなみに正社員の場合は、たとえ仕事ができなくても滅多にクビにはなりません。なぜなら仕事できないや嫌いと言う理由でクビにすると不当解雇となってしまうからです。
しかし、派遣社員等だと仕事が出来なかったり、上司から嫌われるとは契約更新しないでクビにするという事が合法的に出来てしまうのです。
どうでしょう?いかに正社員が強いかが伝わったでしょうか?
収入の差は年々広がる
大学や高校を卒業したばかりの10代、20代前半であれば、正社員もフリーターも年収では大きな違いはありません。
ましてパチンコ店などの高額アルバイトの方が稼げていることも珍しくありません。
しかし年齢を重ねるにつれて差は縮まり、逆転されて挽回できない金額差となります。
分かりやすく厚生労働省の資料をもとに表にしました。
フリーターと正社員の年収差の表
厚生労働省による「平成29年賃金構造基本統計調査」の雇用形態別賃金を元に、フリーターと正社員の年齢別平均年収を表にしました。
年齢 | フリーター平均年収 | 正社員平均年収 |
20~24歳 | 1,837,000円 | 2,098,000円 |
25~29歳 | 1,996,000円 | 2,443,000円 |
30~34歳 | 2,106,000円 | 2,810,000円 |
35~39歳 | 2,105,000円 | 3,130,000円 |
40~44歳 | 2,096,000円 | 3,431,000円 |
どうでしょうか?
先ほど述べたように、24歳くらいまでは大きな差はありませんが、年齢を重ねるにつれて差が開く一方です。
よって貯金額も差が出てきますので、老後の不安も出てきます。
老後への不安
最近では年金だけでは、麻生大臣が2000万円足りないと発言して大きな問題になりました。
引用:ANN
フリーターで厚生年金にも入らないで、国民年金だけとなると恐らく7万円程度しか来ないので、これでは生活できませんよね?
またフリーターは退職金もない事から、より貯金しておかなくてはなりません。しかし貯金するにも年収が低いのでその日暮らしで一杯になりますね。
年齢を重ねたときに後悔する
若い時はいくらでも正社員になれますが、年齢を重ねるほど正社員として働くのは困難になっていくのが現実です。
企業としては若くて伸びしろもある人材が欲しいものです。そこは頭に入れておきましょう。
だからこそ、年齢を重ねたときに、あの若い時に正社員になっておけば良かったと後悔しないように日々生活していきましょう。
(正社員が良いというわけではなく起業するにしろフリーターで過ごすにしろ、年齢を重ねたときに後悔がないようにという意味です)
とりあえず正社員になりイヤなら辞めれば良い
画面の先の皆さんで、正社員になりたくないし、イヤだなと感じていても、とりあえず正社員として働く事を私としてはおススメします。
実際に働いてみてイヤだなと感じたら、上司に辞めると言って、辞めれば良いのですから、簡単です。
私も新卒という貴重なカードを使って入った企業を、わずか1年で退職していますから早く辞めたって大丈夫です。
その後の転職先は無料の転職エージェント利用して、超絶ホワイト企業で10年近く働けました。
つまり、うまく転職活動することで、正社員=辛いとは限りません。
適当に「正社員だしいっか」みたいなノリでブラック企業に入社してしまえば、辛くなるのは当たり前です。
ホワイト企業で働く為には、就職活動が非常に重要になります。
先ほど書いたように、一人で転職活動するのは不可能に近いので無料の転職エージェントの【リクルートエージェント】
に登録して、利用するのがベストな選択肢です。
※有料の転職エージェントもありますが無料で十分です!
エージェントに登録すると何が良いかといえば、ホワイト企業の非公開求人をみれることは勿論の事、面接対策や履歴書・職務経歴書の書き方も教えてくれるので利用しない手はありません。また言いにくい給料交渉もしてくれます。
そして超大手で評判も良いかつ、何より無料なので失うものは何もないので登録しない理由を考える方が難しいです。
その為にも、無料転職転職エージェントは上手く活用していきましょう。
まとめ
・正社員ではなくフリーターだと社会的信用が乏しい
・フリーターと正社員では年収の差は開いていく
・フリーターでは老後も不安
・正社員=辛いではない。ホワイト企業はわりと簡単に探せる。
・探すのであれば私も見た無料の転職エージェントの【リクルートエージェント】に登録して探すのが良い
以上。参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。