リハビリ系転職

理学療法士の手取り平均額と生活費。貴方は平均より多い?少ない?

理学療法士(PT)だけでなくなく同業の作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)をしていて、給料日に周りのセラピストは手取り金額でどの位もらえているのだろう?平均っていくら?自分は他人より手取りは多くもらえているのか?それとも少ないのか?という疑問を抱いている人は沢山いると思います。

そこでこの記事では、手取り金額の平均とその生活について解説していきます。

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まずは理学療法士の平均給料(額面)から見ていきます。

理学療法士の平均給料(額面)

調べてみると、令和2年9月18日に厚生労働省から賃金構造基本統計調査に平均額が出ていました。

数字を見てみると、理学療法士の平均給料は287,500円と出ています。

そして年収換算すると4,096,400円というデータがありました。

ここから手取り金額を計算すると、給料の287,500円から税金と社会保険料を引いたものが手取り金額になります。

ここからは社会保険料や税金も加味して手取り額を算出していきます。

理学療法士の平均手取り額(社会保険料と税金)

わかりやすくするために、理学療法士の平均給料(額面)は287,500円と出たので四捨五入して給料を29万円とします。

そこに差し引きされる、社会保険料税金を書き出すと以下の表のようになります。

社会保険料 健康保険 14,715円
社会保険料 介護保険 0円(30歳仮定なので)
社会保険料 厚生年金保険 27,450円
社会保険料 雇用保険 870円
税金 所得税 6,420円
税金 住民税 15,800円

※30歳の独身と仮定しています

上記より計算すると以下のようになります。

290,000円(四捨五入した額面)-43,035円(社会保険料)-22,220円(税金)=224,745円(手取り)

上記の計算より、ざっくりにはなりますが、理学療法士の手取り平均は約22万4000円です。

どうでしょうか?皆さんは平均より多くもらえていますか?それとも少なかったですか?

多くもらえている人はこのままでも良いですが、残念ながら少ない人は将来の事を考える必要があると正直感じます。

だれだってお金はある方が嬉しいですし、少ないより多い方が良いのは言うまでもありません。

ちなみ手取り22万4000円位の生活だと皆さんどの様な感じでしょうか?

独身であればどうにかやっていけますが、結婚して家庭を持つとなれば特に男性は大変ですよね?子供が出来たとなれば食事代や習い事のお金も出さなくてはいけませんから大変です。

どの位ゆとりがないかここで見ていきます。

理学療法士の平均手取り22万4000円の生活シュミレーション

独身30歳と仮定してシュミレーションします。

項目 金額
家賃 6.5万円
食費 4.5万円
光熱費 1.2万円
通信費(NURO Mobileなどの格安SIM) 0.3万円
日用品 1万円
交際費 3万円
貯金 4.0万円
その他 1.9万円
合計 22万4000円

家賃は独身であれば6.5万円位でワンルームの普通の自宅に住むことが出来ますが、家庭があるとなれば間取りを広くする(1LDK以上)必要があるので、7万円は見ておきたいです。

東京で1LDK以上の間取りだと7万円では少し古い物件になります。東京から少し離れた千葉や埼玉に住むにしても駅から離れている少し古い物件が中心になるでしょう。

またスマホ代もNURO Mobileなどの格安SIMの使用は必須です。これなら20ギガ使っても2700円程度に収まります。大手3大キャリア(ドコモ・ソフトバンク・au)にするとかなり高いのでこの辺りは節約必須です。

ちなみに格安SIMは私も使ってますが、速度も気にならないのでおススメです。

格安SIMは簡単に切り替えられるし、かなり世間に認知されてきているので使ったことない人は使ってみましょう。

貯金は独身であれば月々4万円位は出来ますが、結婚して子供や嫁がいるとなれば家庭は火の車になるのは想像できますよね?

車の維持も余程の資産がない限りは不可能と言えます。

正直皆さんはこれで満足できますか?

私であればハッキリ言って満足できません。

ではどうにかしてこの状態から脱却する必要がありますよね。

脱却する(稼ぐ)にはノーリスクな転職活動が一番早いという事を先に伝えておきます。

昇給があるからと考えている人は良く思い返してみてください。

1年間働いて給料はいくら上がりますか?多分、数千円とかですよね?

それだと年収に換算してもたいして上がらないから効率が悪いのです。

よって転職で稼ぐのが王道となります。

稼ぐにはノーリスクな転職活動がベスト

ノーリスクな転職活動とはどういう事って思うと思います。

どういう事かと言えば、いきなり今の病院や施設を辞めて転職するのはリスクですが、今の病院に在籍しながら、無料の大手転職エージェントのマイナビコメディカルメドフィットに登録して年収が大きくUPするような良い求人がないか、自宅にいる時にスマホで情報収集しておくレベルの転職活動ならノーリスクで行動出来ます。(※転職エージェントは有料なところもありますが無料のマイナビやメドフィットでOKです。また無料でもPTOT人材バンクなどもありますが連絡がしつこい等あるので上記2つで十分です)

これなら今所属している病院からの収入も途絶える事なく、無職になる心配もありません。

そして良い求人があれば応募してみれば良いのです。

また応募した後も、エージェントに登録しておく事でめんどくさい事(見学日程の調整、面接練習、履歴書指導、給料交渉)もしてくれるので、無料だし利用しない手はありません。

私は利用して年収200万円UPした

ちなみに私は2年目にパワハラが原因で転職しましたが、年収200万円UPしましたしよ。

特に給料やお金の面って自分から言いにくいので助かりました。

給料については給料明細があるので提示しておきます。

理学療法士 手取り平均

少し見にくいですが額面でほぼ平均の30万円から50万円にUPしているのが分かりますよね?

「そんな良い求人ないよ」と思うかもしれませんが、今は景気も良く、少子高齢化で働き手が不足しているので、かなり良い案件もあったりします。

そして稼ぎたいのであれば、訪問看護ステーションに転職すれば高い確率で収入UPを狙うことが出来るでしょう。

ちなみに私は2年目で病院から訪問に行きましたが、全然出来ます。稼ぎたい若手セラピストもビビらないでチャレンジしましょう。他の記事でも書いていますが、訪問は良く経験4年以上は必要とか言いますが、あれはベテラン(先輩)が後輩に威張りたいというかマウント取りたいだけです。本当に症状がやばい人は自宅でリハビリやりませんし、訪問の事は訪問で学ぶのが一番ですよ。

まずは無料なので、私もみたマイナビコメディカルメドフィットに試しに登録だけして求人をみてみましょう。(2分で簡単に出来ます)

行動しなくては良い結果は生まれませんから。

では皆さんが手取り額も増えて豊かな生活が出来ることを陰ながら祈っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。